乳がん検診に行く前に知っておきたい「デンスブレストと乳腺症」・体験談②

乳がん検診体験談

「私はデンスブレスト?」乳腺濃度とは?

市からの無料クーポンで初めて去年の9月に乳がん検診に行きました。その数日後にたまたま見たテレビで「デンスブレスト」の話を耳にしてしまいました。

自分はデンスブレストなのかとても気になる。受診前に聞いておけば先生に確認できたのに、、、知らなかったことを悔やみました。これから乳がん検診される方はそうならないようにしてください。

そもそも「デンスブレスト」とは?

デンスブレスト」とは乳腺の密度が高い人のことを英語で「デンスブレスト(dense breast)」といいます。乳腺密度はマンモグラフィを使って調べることができます。

マンモグラフィでは「しこり」・「乳腺濃度」どちらも白く写るため「乳腺密度」が高いと「しこり」と「乳腺」のどちらで白く写っているのか見分けづらく、乳がんが見つけにくい場合があるのです。

  • 「乳腺濃度」・・・低い人のエコー画像は全体に黒っぽく(脂肪の割合が高い)
  • 「乳腺濃度」・・・高い人のエコー画像は真っ白(乳腺の割合が高い)

「デンスブレスト」と診断された場合、追加でエコー診察をしておくのがおすすめ

実は国の基準にエコーでの診察が推奨はされていないらしく、お医者さんからすすめることはされません。自分から乳腺密度がどれくらいなのかを質問してデンスブレストかを確認してください。

デンスブレストの方はマンモグラフィーでは確認しづらいので、マンモグラフィーとエコーのダブル検査でしっかりと確認してもらいます。エコーの検査は実費がかかります。

金額はあくまで目安ですが3割負担でマンモグラフィ+エコーならおよそ3,600円、エコーのみならおよそ1,900円と聞きました。

無料クーポンを使用するときに同時にエコーもお願いできるようです。その場合は+1900円くらいですので、受けやすいと思います。

今回の自費診察ではエコー検査を希望しました

初めての乳がん検診ではデンスブレストの存在を知らなくて先生に聞けなかったのですが、

  • 生理前でもないのに胸の痛みが気になり、抑えたり、うつ伏せ寝になると痛いという不快感
  • デンスブレストの話も聞きたい

ということもあって初めての乳がん検診でお世話になった専門医のいる病院の予約をとり診ていただきました。

乳がん検診初めての病院選びから検診の体験談まで書いた以前の記事はこちら「乳がん検診に行く前に読んでみて!体験談①「初の乳がん検診」

以前の検診の時には保険証を提出してはいなかったので、マンモの写真が保存されているのか不安でしたがマンモの写真はちゃんと保存されていました。

エコー検診の流れについて

受付で保険証を提出・問診票を記入して、しばらくするとエコー検査のお部屋に案内されました。上半身を裸でベットに寝てタオルをかけてスタンバイします。

女性の方がエコーで診察をしてくれました。「分泌物はありますか?」「どのあたりが痛みますか」と聞かれながら、痛みがある胸を重点的に、痛みがないところもエコーで診ていただけました。念入りにエコー写真を撮っていただきました。

エコーが終われば待合室に戻り、診察待ちです。診察では質問をしたことに先生が丁寧に答えてくださいました。先生のお話では乳腺密度は

  • 授乳で低くなることがある
  • 年齢とともに低くなることがある

らしいです。

私は子育てでは母乳が多かったと思いますが、病院で見せてもらった乳腺濃度の写真は4段階に分かれており、【 乳腺密度が低は1⃣ ⇔ 乳腺密度が高は4⃣ 】とすると、私は3⃣~4⃣の間と言われました。「乳腺密度」は高いほうと言えるそうです。私は「デンスブレスト」でした。子育てが母乳でも元々の体質も関係するといえるみたいです。

まずは、現在の自分がデンスブレストがどうかを確認してみましょう

私はデンスブレストでした。今は問題ない状態なので何も心配はないですが、今後の検診の時にはマンモ+自費でエコーの診察もしてもらうつもりです。自分がデンスブレストだと知れたのは大きいと思いました

胸の不快感の原因は「乳腺症」(にゅうせんしょう)でした

頻繁に起こる胸の不快感は乳腺症と診察されました。

乳腺症とは?・・・乳腺の病気の中で最も多い良性の病気

多くは両側の乳腺に凹凸のある境界不明瞭なしこりを作り、がんと区別しにくいものもありますが、痛みを伴うことが多く、生理の前にしこりが張ったり、痛みが強くなるのが特徴です。40歳台に好発します。普通治療の必要はありませんが、もし、しこりの程度が強くがんとの鑑別が難しければ積極的に太針組織診を行います。

乳腺症になる主な原因としてあげられているもの

  • ホルモンのバランスがくずれてしまうと起こりやすくなる(閉経に向かっている途中の40歳台でホルモンのバランスのくずれから乳腺症が起きやすい)
  • 寝不足、ストレス
  • 食べ物ではコーヒー、乳脂肪(生クリーム、バター、チーズ等)

主に上記で挙げた3つが原因といわれています。

私は年齢的にもあっているし、寝不足やストレスもあるかも。特に食べ物は好物ばかりがあげられていて・・・。納得の内容でした。食べ物は和食中心がいいらしいです。今後、気を付けようと思います。

【補足】乳がん、乳腺症以外の胸の病気

病院で教えていただいた他の病気をあげておきます。
もし、胸に不快感を抱いている方は参考にしてください。

嚢胞(のうほう)・・・乳腺症の1つ。乳管の中に水が溜まって袋のようになった状態。
超音波検査(エコー)で的確に診断でき、注射器でしこりの中の水を吸い出すとしこりは消失しますが、違う場所にまた嚢胞が出現することがよくあります。閉経し、60歳くらいになるとほとんどみられなくなります。

線維腺腫(せんいせんしゅ)・・・15~30歳位の若い人に多い乳腺の良性の腫瘍。硬くて丸い、くるくるとよく動くビー玉のようなしこり。通常しこりは小さく、2㎝以上になることは少なく治療の必要はありません。まれに急にしこりが大きくなることがあり、この場合は摘出手術が必要。

葉状腫瘍(ようじょうしゅよう)・・・線維腺腫とよく似ていますが、しこりが急速に大きくなるのが特徴。基本的には良性ですが、悪性のものがあり、手術により正常乳腺を含めて切除する必要があります。悪性のものには肺をはじめ全身へ血行性転移をするがんより恐ろしいものもあります(悪性葉状腫瘍)

乳管内乳頭腫(にゅうかんないにゅうとうしゅ)・・・乳管の細胞がポリープ状に増生する病気です。おもに35~50歳の女性に多く発生し、症状としては、乳頭から血性分泌液がみられます。血性分泌液の大部分は乳管内乳頭腫に起因します。放置すれば、悪いもの(ガン)に変化しやすいため注意が必要ですが、乳頭腫のある乳管を手術で取り除けば問題ありません。

色々な病名をあげましたが、あくまで参考にしていただいて、気になるようなら、ぜひ病院へ。

検診を受診して早期にガンを発見することが一番の予防法です!!

予防方法は決定的なものがありません。早期発見が一番大事です!そういえば検診まだ行ってなかったという方がこの記事を見て、重い腰をあげてくれればいいなと思います。